「アミュプラザおおいた」や「大分」駅を使いこなせる大分市金池エリアの魅力
長い歴史を持ち、九州有数の都市に成長した大分市
大分市は大分県のほぼ中央に位置し、別府湾に面している。沿岸部は大野川や大分川が形成した平野が、南部には緑豊かな丘陵地が広がり、自然にも恵まれた街だ。、かつて大分市の中心部は府内藩として豊後国の国府であり、府内藩の藩庁である府内城(別名:大分城、荷揚城、白雉城)が置かれた城下町であった。
現在は「大分県庁」所在地で、県内人口の約4割が集中するなど大分県内最大の都市かつ、九州の主要都市のひとつになった。近年は「大分」駅の高架化や駅前広場整備、「JRおおいたシティ」の誕生などインフラ整備も進み、より暮らしやすい街になっている。
「大分」駅や大規模ショッピング施設を利用しやすい金池エリア
金池エリアは「府内城」跡を整備した「大分城址公園」の南側にあたり、古くから大分の中心地として栄えた。今も近隣に「トキハ本店」や「アミュプラザおおいた」など大規模ショッピング施設が充実。「ガレリア竹町通商店街」にも多彩な店が並び、多くの買い物客が行き来する。
「コンパルホール」や「大分アートプラザ」など文化施設も身近で、「アミュプラザおおいた」にはシネマコンプレックス「TOHOシネマズ アミュプラザおおいた」も入る。「大分城址公園」や「若草公園」といった公園も近い。
「大分」駅はJR日豊本線のほか、JR久大本線(ゆふ高原線)、JR豊肥本線(阿蘇高原線)が集まるターミナルだ。「大分」駅からは「小倉」駅や「博多」駅、「宮崎」駅や「熊本」駅方面への特急も発着。「大分」駅前からは「大分空港」行きのバス「エアライナー」や福岡、熊本方面や阪神方面への高速バスもあり、旅行をするにも便利だろう。
「大分」駅周辺の複合施設整備でさらなる利便性向上に期待
2021(令和3)年に改定された『大分市都市計画マスタープラン』によると、金池エリア周辺は「中心市街地」とされている。大分市は「中心市街地」の街づくり方針として、「大分」駅を挟んだ南北の市街地で役割分担したうえで、連携の強化を図るとした。
このうち、金池エリアを含む「大分」駅の北側ではショッピング施設やオフィスの集積を促し、再開発などを活用しつつ、集客力のある都心を目指す。さらに「大分」駅から大規模ショッピング施設や文化施設への安全、快適な歩行者ネットワークを形成し、バリアフリー化を進める。
すでに、「大分市立金池小学校」から「大分城址公園」にかけては「遊歩公園」として、彫刻や記念碑が彩るデザイン性豊かな歩道が整備されている。電線地中化も行われ、すっきりとした街並みになった。
また、「アミュプラザおおいた」の東側、現在は「要町バスターミナル」として暫定利用されている場所で、本格的なバスターミナルや公共施設などを併せ持つ複合施設の整備が検討されている。実現すれば、金池エリアの拠点性がさらに高まりそうだ。
子育て世代の交流を促す取り組みも
大分市は子育て支援も魅力だろう。「子ども医療費助成」は18歳になる年度末までが対象だ。小・中学生と高校生の通院・歯科の一部が自己負担となるものの、それ以外は無料となる。「子育て交流センター」での子育て相談、「子育て支援サイトnaana」の交流会など子育てファミリーを孤立させない取り組みも多い。これらの子育て情報は「子育て支援サイトnaana」に年齢別、目的別にまとめられており、一目で知りたい情報を得られるのも便利だ。
大分市は移住促進にも努めている。「大分市移住者応援給付事業給付金」「大分市移住支援事業に係る移住支援金」として、県外から移住し、条件を満たした場合に給付金・支援金を支給している。これらの支援は子どもがいるファミリーで金額が加算されるのもうれしい。大分市に転入した0~6歳の子どもとその保護者を対象にした「ウエルカムパーティ」もある。
市民の定住意向は80%超
大分市の暮らしやすさは市民にも認識されている。『令和5年度 大分市民意識調査』によると、市内への定住意向に対する質問に「ずっと住み続けたい」または「できれば住み続けたい」と答えた人は82.1%だった。
住み続けたい理由は「自分の家や土地がある」「住み慣れて愛着がある」「生まれ育ったところである」のほか、「自然環境がよい」「仕事や学校がある」「買い物に便利である」といった回答が多かった。この結果から、市民は自然に恵まれ、拠点性がある街と感じ、定住意向が高くなったと考えられる。
大分県内最大の都市ならではの生活利便を誇る大分市。なかでも中心市街地にある金池エリアにはその魅力が凝縮されているといえるだろう。
「アミュプラザおおいた」や「大分」駅を使いこなせる大分市金池エリアの魅力
所在地:大分県大分市